@Takayuki_AONO この反応式からは,速度式を導くことはできません。教科書だと,この反応の反応速度はこうなっているという導入になっているわけで,いちおう筋は通っているのですが,この問題では本来実験的に求められるべきものを係数から導けるようになっているのでまずいです。
posted at 10:00:14
@kei_sakurai 大容量の蓄電池が発電のオンサイトで稼働するのが理想なんでしょうね。需要変動への追随も含めて発電容量と蓄電容量のバランスを最適化する解はどこかにあるのだろうと思いますが,今後の技術進歩も絡んでそれも動的に変わりそう。
posted at 09:54:54
私をフォローされている人には大学や高校の教員も多いようなので,入試に関係する人もその中にはおられるだろうと,この問題を提起しておきました。参考にしていただけるとうれしいです。ちなみに上記の誤解は私も高校の時に刷り込まれて,大学で化学反応速度論を勉強した時に修正しました。
posted at 09:47:32
RT @LimgTW: とは言え、エヘン!って声が出るほど威張られると、そのどーりでございます!って汗を噴き出しながらペコペコするしかないなー 。゚(゚´ω`゚)゚┓(ペコペコッ
posted at 09:43:51
反応が多段階で進む場合,全体が平衡に達したときはそれぞれの素反応が平衡に達している。そこで個別に反応速度の釣り合いを考えると,化学反応式の係数の関係が含まれる化学平衡の法則が導かれることになります。化学反応式の係数に反応速度を結び付けられるのは最初に書いたように特殊ケースです。
posted at 09:42:24
たとえば上の反応に触媒を添加したとします。すると反応物が触媒と結合する段階が生じて,反応速度も変わる。連続反応のどこかが律速になるわけですね。その場合でも,化学平衡の法則はまったく影響されない(触媒は平衡を移動させない)。この法則は熱力学的に厳密に導出され,反応速度とは別です。
posted at 09:35:42
この誤解は教科書にも責任があり,気相中のH2+I2<=>2HIの反応がたまたま正逆とも2分子衝突で進むから,2つの反応速度を等しいとすれば化学平衡の法則の形が出てくるという事実を他の反応でもそうであるかのように誤読させる書き方になっている。連続する1次反応で進むならこの導出は無理です。
posted at 09:30:08
佐賀大学2019年化学入試の誤出題。反応式の係数から正反応と逆反応の速度の濃度依存性を求めさせ,平衡定数に結びつけているが,これは両方二次反応の場合だけに当てはまる特殊ケースです。化学平衡(質量作用)の法則は熱力学から導き出されるものであることを出題者が理解していないのでは? pic.twitter.com/Czi7aMys39
posted at 09:23:15